Pick up 施工事例|V2H設置|EVオーナーが語る太陽光発電との相乗効果と日常生活の変化
電気自動車(EV)の普及に伴い、注目を集めているV2H(Vehicle to Home)システム。本インタビューでは、太陽光発電システムとEVを所有するお客様より、V2H導入を決断した経緯から、実際の使用体験、そして電力消費の変化までをお聞きいたしました。システム導入による具体的なメリットや、日常生活における工夫など、実体験に基づいた貴重な知見を共有していただきました。
V2H(Vehicle to Home)とは
一言で言うと「EVが家庭用バッテリーになる仕組み」。電気自動車(EV)のバッテリーを家庭の電源として活用できるシステムです。
主なメリット
- 太陽光発電の余剰電力をEVに貯めて、その電力を家庭で使うことで電気代を節約
- 停電時にEVの電力で家の電気をまかなえる
- 安い深夜電力を利用し、電力コストを抑えられる
プロフィール
お客様
小田原市 K様電気自動車(日産リーフ)を所有し、太陽光発電システムを導入しているお客様。10年以上にわたりEVを活用した暮らしを続け、充電インフラの変化や電力の効率的な運用に詳しい。2024年にはV2Hシステムを導入し、太陽光発電とEV(電気自動車)を組み合わせたエネルギー活用を実現。環境負荷の低減と経済的な電力運用に取り組んでいる。
インタビュアー
スマートライフ事業部プランナー 鳥居
株式会社古川 スマートライフ事業部のプランナー。太陽光発電やV2Hの導入に関する提案でお客様の暮らしに適したエネルギー活用をサポートしている。明るく親しみやすい対応が評判で「安心して相談できる」とお客様から評価されている。また、「おひさま娘」として再生可能エネルギーの魅力をSNSで発信。エネルギーをより身近に感じられ、わかりやすく伝えることに努めている。
インタビュー
V2H導入のきっかけ
鳥居
この度は古川へV2H設置のご依頼をいただきましてありがとうございました。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
K様
こちらこそ、よろしくお願いします。
鳥居
早速ではございますが、V2Hを導入しようと思ったきっかけを教えていただけますか?
K様
実は、太陽光発電を設置してから10年が経って、売電価格が下がってきたのが大きな理由でした。それにちょうど、ショッピングモールや高速SAなどで使える電気自動車の充電カードの更新時期と重なったんです。更新後は大幅に値上げされる予定だったので、「それなら家庭用の充電設備を導入したほうがいいのでは?」と思うようになりました。
鳥居
売電価格の低下とEV充電のコスト増が重なったことで、V2Hの導入を検討されたんですね。
K様
そうですね。当時の売電価格は38円くらいだったんですが、今後さらに下がることを考えると、今のうちに導入したほうがいいと判断しました。
施工業者として古川を選んだ理由
鳥居
施工業者として古川を選んでいただいた理由をお聞かせいただけますか?
K様
もともと太陽光発電の施工をお願いしていて、信頼関係があったのが大きいですね。実は最初はEVのディーラーさんから紹介された他の2社の話を聞いていました。
鳥居
他社さんで比較された上で、最終的に古川を選んでいただいた理由は?
K様
古川さんのホームページを見たら、施工事例にV2Hの実績が載っていたので、「あ、やっているんだ」と気付きました。それで、やっぱり信頼できるところにお願いしようと思いました。
鳥居
そう言っていただけると嬉しいです!ありがとうございます。
V2H導入前の期待
鳥居
V2Hを導入する前に、どのような点を期待されていましたか?
K様
災害時の電力確保という面はありましたが、実際に災害は頻繁に起こるものではないので、そこまで重視はしていませんでした。
鳥居
では、普段の電力活用という面での期待はいかがでしたか?
K様
はい。蓄電池と比較したときに、家庭用蓄電池の容量が10kWh程度なのに対し、EVは20kWh以上あるんですよね。それに、蓄電池は設備投資が高額になるので、すでに所有しているEVを活用する方がコスト的にも合理的だと判断しました。
V2H導入後の生活の変化
鳥居
実際にV2Hを導入されて、生活や電気代にはどのような変化がありましたか?
K様
生活自体は大きく変わっていませんが、電力の使い方が最適化されました。
鳥居
具体的にはどのような運用をされていますか?
K様
太陽光が発電している間(8時から17時頃まで)は太陽光発電の余剰電力でEVを充電し、家庭の消費電力が増える夜の時間帯にはEVから放電する仕組みです。
鳥居
それは効率的ですね。EVのバッテリー管理についても工夫されているんですか?
K様
はい。寿命を延ばすために80%まで充電し、30%まで放電する範囲で運用しています。実際には、EVのバッテリーの半分程度を活用しているイメージですね。
鳥居
スマートフォンのアプリを活用されているとも伺いました。
K様
そうですね。スマートフォンのアプリでタイマー設定や充放電の管理ができるので、生活リズムに合わせて電力を効率的に運用できるようになりました。
電力使用量の具体的な変化
鳥居
実際の電力使用量にはどのような変化がありましたか?
K様
V2Hを導入した後に家族が1人増えたのですが、それでも2024年12月の電力使用量は349kWhと、前年同月の400kWhから削減できました。
(1日の時間帯別使用量)
鳥居
ご家族が増えたにもかかわらず、使用量が減ったんですね。
K様
そうなんです。太陽光発電とV2Hの組み合わせのおかげで、朝8:00ころから21:00ころまでの電力購入をほぼゼロに抑えられています。
鳥居
V2Hの運用によって、日中から夜にかけての電力購入を抑えられているのは大きいですね。本日は貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。
K様
はい。こちらこそありがとうございました。
設置概要
- 設置場所
- 小田原市 K様邸
- 設置機器
- ニチコン V2H(セパレートタイプ)
- 型番
- VSG3-666CN7
- カラー
- ブロンズメタリック
- 総額
- 約150万円
- 補助金額
- 約45万円
- 補助金名
- 一般社団法人次世代自動車振興センター「V2H充放電設備の導入補助金」(2024年度)
機器のおすすめポイント
- 設置しやすい(壁掛けやポール型など選択可能)
- 倍速充電が可能
- 停電時は自動切換えで安心
EVと太陽光を、もっと暮らしに活かす。
V2Hの導入を古川に相談してみませんか?
V2Hは、電気自動車を家庭用バッテリーとして活用できる便利な仕組みです。太陽光発電との組み合わせや、停電時の備え、電気代の見直しなど、暮らしに合わせた導入プランをご提案します。