
古川のブランドアンバサダーとして地域と会社の未来をつなぐ

湘南ベルマーレフットサルクラブへ約10年ぶりに復帰し、株式会社古川のブランドアンバサダーにも就任した安藤良平選手。
かつて古川でアスリート社員として勤務していた経験を持つ彼が、“地域と会社の架け橋”として新たな挑戦をします。
今回のインタビューでは、彼のこれまでの歩み、復帰への想い、そしてこれからの展望についてインタビューを行いました。
プロフィール
安藤良平
神奈川県出身のフットサル選手。1988年2月3日生まれ、神奈川県出身のプロフットサル選手。湘南ベルマーレでFリーガーとしてのキャリアをスタート。その後名古屋オーシャンズに移籍。日本代表としても活躍。2025年に再び湘南ベルマーレに復帰し、株式会社古川の「ブランドアンバサダー」に就任。過去には古川でアスリート社員として勤務経験もあり、地域と企業をつなぐ存在として活動中。
第1章|古川アンバサダーとしての就任と想い
ー自己紹介をお願いします。お名前、年齢、所属チーム、古川との関係性、趣味、好き・嫌いな食べ物を教えてください。

名前は安藤良平です。年齢は37歳です。現在は湘南ベルマーレフットサルクラブに所属しており、10年ぶりの復帰となります!
株式会社古川との関係性は、以前湘南に所属していた時期にアスリート社員として働かせていただいていたご縁があります。
趣味は銭湯に行ってリラックスすること。静かな湯の中で心身ともに整えるのが好きです。好きな食べ物はお寿司。嫌いな食べ物は特にないですが、強いて言えばトマトはあまり得意ではありません。
ー古川のブランドアンバサダーに就任について、どのような意義を感じていますか?
アスリート社員としてお世話になった会社に、今度はアンバサダーとして戻ってこられたというのは、不思議でありつつも本当にありがたいご縁だと感じています。
ずっと「恩返しがしたい」という気持ちがありましたのでアンバサダーという立場で前回とは違った形で関われることが嬉しいですし、株式会社古川の魅力を地域の皆さんにもっと伝えていきたいと思っています。
ー古川でアスリート社員として働いていた当時、社内の雰囲気や社員との関係性はどうでしたか?
人の温かさをすごく感じていました。工場で働いていた頃、社員の皆さんが試合の結果を気にして声をかけてくれたり、ユニフォームを買って応援してくれたりして、本当に励まされました。そうした気持ちに応えたいという想いが、自分のプレーへの原動力になっていたと思います。「応援されている」と実感できる職場でした。
第2章|地域とクラブ、そして古川への想い
ー湘南ベルマーレ、古川、そしてこの地域。それぞれに対してどのような意味がありますか?

神奈川県出身の自分にとって、地元のトップチームでプレーすることは大きな誇りです。自分が育った地域でプレーできることに特別な意味を感じていますし、古川という地域に根ざした企業に再び関われることも、大きな意義があります。
チームも企業も、地域の未来をより良くするために存在していると感じていて、その両方に関われる今の立場は本当にありがたいです。
ー古川と一緒に、どのようなことを実現していきたいと考えていますか?
今までにない新しい形を作っていけたらと思っています。例えば、僕が社員の皆さんをインタビューするような企画を通じて、会社の中の人の魅力を引き出していく取り組みを考えています。プレーヤーの視点と、かつての社員という視点、その両方を活かして、古川という会社の新しい顔を見せていけたら嬉しいです。
ー古川という組織の一員として、どんな存在になりたいと考えていますか?
古川はこの地域に欠かせない存在だと思っていますし、自分もその一部になれたら嬉しいです。名ばかりのアンバサダーではなく、実際に人と関わり、活動していく中で、会社と地域のつながりを強くしていける存在を目指しています。
第3章|プレーヤーとして、人としての歩み
ーご自身のキャリアの中で、特に転機となった出来事や人との出会いがあれば教えてください。
大学時代、フットサルを本格的に始めたときに出会ったクラブの代表の方のいい意味で「お前の人生を壊す」という言葉が、今でも心に強く残っています。その一言で、自分が本当に進みたい道を明確にできましたし、それまで漠然としていた夢が現実の目標になりました。
今の自分の礎になっている言葉です。自分の覚悟を決定づけ、Fリーグでプレーするという目標に向かうきっかけになりました。もう一つは名古屋からオファーが来たときですね。自分の道を大きく変わる転機でした。
ー日常の中で、応援してくれる人や環境に感謝する瞬間はありますか?
本当に毎日感じています。湘南に戻ると決めてから、たくさんの方々から連絡をいただきました。
その中でも古川社長から「ありがとう」と言っていただいたのが特に印象に残っています。普通はこちらが感謝する立場なのに、そう言ってもらえたことが本当に嬉しかったですし、「恩返しをしなきゃ」という気持ちがより強くなりました。
ー湘南・小田原という地域に、特別なエネルギーを感じる理由は何でしょうか?

地域のつながりの濃さや、暖かさですね。代表的なエピソードですと小田原で行われたオーシャンカップ2014。
古川社長をはじめ湘南ベルマーレフットサルクラブのスポンサー企業の社長の皆さんや、後援会組織FAOの皆さんが試合でボールボーイやモップ担当をしてくれたこともあります。
他のチームでは考えられないことですし、地域の方が自然に一体となって応援してくれるのがこの地域の魅力です。これには本当に驚きましたし、「やるしかない」という熱い気持ちになりました。
ー企業も地域も、人がいてこそ意味がある。それはスポーツとも共通すると思いますか?
まったくその通りです。関わる形や役割が違っても、根底にあるのは人と人とのつながり。だからこそ、スポーツで得た経験を地域や会社に還元していきたいし、両方に関わる立場だからこそできることを追求していきたいと思っています。
第4章|これからの歩みと読者へのメッセージ
ー古川のブランドアンバサダーとして、どのようにスポーツ界での経験を活かしていきたいと考えていますか?
僕はずっとフットサルをやってきたので、会社の中ではまったく異なる視点を持つ存在だと思っています。その新鮮な視点を活かして、会社に刺激やアイデアを与えられたら嬉しいです。もちろん覚えるべきことはたくさんありますが、自分なりの形で貢献していきたいと思っています。
ー具体的にはどんな活動を予定していますか?
月に1回程度のペースで、僕がインタビュアーとなって社員や関係者の方にお話を伺う企画を進めていく予定です。現役アスリートとしての視点と、社員としての視点の両方から話を聞くことで、古川という会社の魅力やリアルな姿を、地域に届けていけたらと考えています。
ー最後に、古川や地域に関わる皆さんに向けてメッセージをお願いします。

久しぶりに湘南に戻ってきて、再び古川とも関わることができたことに感謝しています。今は「恩返しをしたい」という想いが強くあります。会社もチームも、より良いものにしていくために、自分がここにいる意味を、行動と結果で証明していきたいと思います。
編集後記|安藤良平が引き出す、古川の“人”の魅力。これからに乞うご期待
フットサル選手として、そして古川のブランドアンバサダーとして歩み始めた安藤良平選手。彼が見つめるのは、地域と企業の未来、そして“人”の可能性です。
今後は、安藤選手がインタビュアーとなり、古川で働く人々の声を届ける新たな企画もスタート予定。アスリートならではの視点と、かつての社員という視点を掛け合わせ、普段は見えづらい一人ひとりの魅力を丁寧に引き出していきます。
古川の新しい表情を知ることができるこの挑戦に、どうぞご期待ください。安藤選手のこれからの活動にも、ぜひ注目を。

Content Direction & Editorial
金井 智之
WEBマーケティング・広報・ブランディング施策の企画立案からコンテンツ制作・運用までを担当。地域に根ざした視点で、企業と人をつなぐ接点をデザインしている。