「がん対策推進パートナー賞 中小企業部門」受賞の快挙

コラム社内情報 最終更新日:2026.03.12(公開:2026.03.12)
社員と家族の命を守るために。古川が「がん対策推進パートナー賞」を受賞しました

こんにちは、フルTIMES編集部です。今回は、私たち古川にとって、とても嬉しく、そして身の引き締まるようなニュースをお届けします。


先日行われた厚生労働省の委託事業「がん対策推進企業アクション」の表彰式にて、当社が「がん対策推進パートナー賞 中小企業部門」を受賞いたしました。全国に約8,000社あるパートナー企業の中から、今年度表彰されたのは合計でわずか7社。その中に私たち株式会社古川が選ばれたことは、本当に光栄なことです。


なぜ私たちが、ここまで「がん対策」に力を入れてきたのか。今回は、その背景にある想いをお伝えさせてください。

受賞者集合写真
令和7年度 がん対策推進企業アクション 表彰式の様子

きっかけは、地元アスリートの闘病でした

がんといえば、年配の方や不摂生をしている人がなるもの。かつての私たちは、少し恥ずかしいですが、そんなふうに思っていました。

しかし、認識が大きく変わる出来事がありました。私たちが応援している地元のフットサルチーム「湘南ベルマーレフットサルクラブ」の故・久光重貴選手ががんに罹患されたのです。

日々ハードな鍛錬をしている若いアスリートでもがんになる。その現実に直面し、がんという病気の身近さを知りました。そして、早期発見こそが最大の防御であり、正しく学んで治療に向き合えば、仕事を辞めずに両立できる道があるのだと強く実感させられたのです。

事例発表を行う古川社長
自社の取り組みのきっかけについて語る古川社長

会社の資産は「社員」。だから家族の分も会社が負担します

古川は約80名の決して大きくはない会社です。私たちにとって、会社の資産は間違いなく「社員」そのものです。

もし社員ががんに倒れたら。あるいは、配偶者の方ががんに罹患し、社員本人が看病のために仕事から離れざるを得なくなったら。規模が小さな会社だからこそ、その影響は社員にとっても会社にとっても計り知れません。

だからこそ、社員本人はもちろん、配偶者のがん検診費用も全額会社で負担することに決めました。さらに、「忙しくて病院に行けない」ということがないよう、担当者が繁忙期を避けて細やかに日程を調整。勤務時間内に、歩いて行ける圏内の病院で無理なく受診できる体制を整えました。こうした地道な工夫の積み重ねで、現在ではがん検診受診率100%を達成することができています。

社員への思いを語る古川社長
社員とその家族への想いを熱く語りました

「がんは相当制御可能な病気」

こうして地道に取り組んできた中で迎えた今回の表彰式。東京大学大学院医学系研究科 総合放射線腫瘍学講座 特任教授であり、放射線治療専門医・医学博士の中川恵一先生の講演があり、改めてハッとさせられた事実があります。

講演される中川恵一先生
職域がん対策の重要性について講演される中川恵一先生

専門家である中川先生のお話によると、がんの原因の約6割は、細胞が分裂する際のコピーミス、つまり「運」と言われているそうです。どれだけ健康的な生活をしていても、年齢とともに誰にでも起こり得る病気なんですね。

ですが、先生は「がんは災いのように降って湧くものではなく、実は『相当制御可能な病気』です」とおっしゃっていました。

たった1つの細胞が発見可能な1センチになるまでには10年〜20年かかると言われていますが、そこから2センチになるまではたった1年とのこと。しかも、この1〜2センチの段階では自覚症状もほとんどありません。しかし、ここで早期発見できれば、体への負担が少ない治療で済み、その後の薬も必要ないケースが多いのだそうです。

講演される中川恵一先生(引き)

「だからこそ、がん検診による早期発見が極めて重要になる」——この事実は、私たちがこれまで進めてきた「全員受診」というアプローチが間違っていなかったのだと、改めて力強く背中を押していただきました。

今年度、ともに表彰された企業のみなさま

全国の「がん対策推進企業アクション」推進パートナー企業約8,000社の中から、今年度は合計7社が選ばれました。具体的な表彰の内訳は以下の通りです。

・厚生労働大臣表彰 最優秀賞:1社

・がん対策推進パートナー賞:6社
(検診部門3社、治療と仕事の両立部門1社、情報提供部門1社、中小企業部門1社)

株式会社古川は、このパートナー賞を受賞した6社のうち、「中小企業部門」として選出されています。

今回の表彰式では、全国から素晴らしいがん対策の取り組みを行っている企業様が表彰されました。私たちも他社様の事例からたくさんの刺激をいただきましたので、当社の受賞部門も含めて、各受賞企業様を簡単にご紹介させてください。

  • 【厚生労働大臣表彰 最優秀賞】大東建託株式会社 様
    定期健康診断にがん検診を組み込み、要精密検査者の受診率100%を達成。会社負担のがん保険や特別休暇など、全社的な制度整備が評価されました。
  • 【パートナー賞 検診部門】株式会社大分銀行 様、花王株式会社 様、大東建託リーシング株式会社 様
    定期検診と同日の受診や就業時間内の受診、費用補助の拡充など、従業員が「受診しやすい環境づくり」を徹底し、高い受診率を実現されています。
  • 【パートナー賞 治療と仕事の両立部門】葵機工株式会社 様
    主治医・産業医・会社が連携し、相談から復職まで切れ目なく支援する体制を構築。がんになっても働き続けられる仕組みづくりを実践されています。
  • 【パートナー賞 情報提供部門】サントリー食品インターナショナル株式会社 様
    セミナーでの情報提供に加え、就業時間内・敷地内禁煙の徹底など、知識と環境の両面から従業員の行動変容を促す取り組みを行っています。
  • 【パートナー賞 中小企業部門】株式会社古川
    全社員および配偶者のがん検診費用を全額会社負担とし、受診率100%を達成。勤務時間内・徒歩圏内での無理のない受診体制など、小規模企業ならではのきめ細やかな運用を評価していただきました。

安心して働き続けられる会社を目指して

がんになっても、早期に発見して適切なサポートを受ければ、仕事を辞めずに治療を続ける選択肢がたくさんあります。このことを社員に知ってもらうため、社長自らメッセージを発信したり、外部のがんサバイバー(キャリア)の方を招いて検診の必要性を学ぶ機会も設けています。

今回の受賞は、こうした私たちの歩みを評価していただけた結果だと、大変ありがたく受け止めています。これからも、社員とそのご家族が「古川なら安心して働ける」と思えるような、温かく心強い会社であり続けたいと思います。そして、私たちのこの小さな取り組みが、地域の他の企業様にも少しずつ広がっていくきっかけになれば嬉しいです。

中川先生と古川社長のツーショット
中川恵一先生(左)と古川社長(右)

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