気温低下による給湯器凍結の対策!

コラム 最終更新日:2024.12.19(公開:2024.12.18)

毎年、急激な気温の低下による影響で給湯器が凍結し『お湯が出ない』というお問い合わせをいただいております。事前に凍結の予防方法と凍結時の復旧方法についてお知らせいたします。

ガス給湯器や水道管が凍結する温度の目安は一般的に-4度とされており、この温度以下になると給湯器や水道管内の水が凍結するリスクが高まります。 また外気温が-4度であっても、風が強い場所や北側に設置されている場合はより早く凍結することがありますので要注意です。

対策① 浴室に水を溜める

追い焚き機能付きの給湯器は自動的に浴槽内の水を循環させる『追い焚き配管凍結防止機能』がついています。給湯器内の配管の凍結予防ヒーターも作動しますので給湯器本体のコンセントは抜かないでください。

ポイント
  • 5cm以上溜める
  • 給湯器本体のコンセントは抜かない。
  • 運転スイッチを切っても自動で運転します。

対策② お湯の蛇口から少量の水を出す

リモコンがない場合は給湯器のガス栓を閉めて下さい。

・サーモ付きやシングルレバー混合水栓の場合は最高温度に捻って下さい。
・4mm(割箸1本分)程の太さのお水を流して下さい。

水が流れることにより凍結を防止しすることができます。必ず下記のポイントを守って行ってください。

ポイント
  • 『水』ではなく『お湯の蛇口』から水を流す。
  • サーモ付やシングルレバーの混合水栓の場合は設定を最高温度の位置に
  • 給湯器本体のコンセントは抜かない

給湯器が凍結した場合の症状

チェック
  • お湯を出そうとしても水すらでない
  • 水側の蛇口から水は出る

給湯器凍結の復旧方法

リモコンがない場合は給湯器のガス栓を閉めて下さい。

基本的には自然解凍を待つ方法が一番です。凍結する前に対策を行ってください。

どうしても使用したい場合

①給湯器のリモコンのスイッチをOFFにする。

 (リモコンがない場合は給湯器のガス栓を閉める)

②お湯の蛇口1箇所を開ける

③給湯器付近にある給水バルブ部の周りにタオルを巻いて約30℃〜40℃のぬるま湯を根気よくかける。

④再凍結しないようにタオルで拭き取る

⑤給湯器本体から水漏れがないか確認

注意事項

絶対に熱湯をかけないでください!

  • 直接熱湯をかけると、給水管や蛇口が破裂する恐れがあります。 破裂した場合修理、交換が必要になり、怪我の恐れもございますのでご注意ください。
  • 上記の方法で解凍した場合には修理、交換、怪我などは自己責任となりますので十分注意してください。
チェック
  • お風呂のお水を循環金具より5cm以上貯める
  • リモコンスイッチを切ってお湯の蛇口から割り箸1本分くらいの水を出す
  • 凍結した場合は自然解凍を待つ

凍結してしまった場合はお湯が使えなくなり大変不便になりますので事前に予防をして快適な生活をお送りください!日中に凍結が溶けて使用できる場合が多いです。時間をずらして使用できるのか動作確認を行ってください。

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